旭光通商株式会社 > 製品情報 > 光計測機器 > 配光測定器 > ミラーゴニオフォトメータ 配光測定システムGO-DS

ミラーゴニオフォトメータ GO-DS配光測定システム

製品イメージの画像
TMT
・最大2mまでの照明器具を測定
・50Kgまでの測定サンプルに対応
・耐用年数25年以上
・本体を設置する部屋のみ空調管理を行う為節電効果が高い
・ライトパストンネルの使用で有効スペースを確保
・ドイツ製の強固なメンテナンスフリーの筐体可能
測定できる単位:光度、全光束、配光分布、色度他
  • お問い合わせ
  • レンタル
  • 委託測定
  • カタログタウンロード

製品情報

概要

LMT 社製GO-DSミラーゴニオフォトメータ配光測定システムは、LM-79-08-2008 に準拠したJIS C 81055照明器具 第5部:配光測定方法1-7に適合したシステムです。測定結果は、DIALUX. RELUX 等のシミュレーションプログラム、EULUMDAT formatやIESNA、EN13032-1:2004他、種々のファイルフォーマットに対応します。

アプリケーション

GO-DS配光測定システムは下記アプリケーションに最適な測色計です。

  • 照明器具全般(室内外、道路照明ランタン、投光照明等)
  • 光源全般(白熱球、ハロゲン、蛍光灯、放電管等)
  • LED 照明全般

測定可能なサンプルのサイズと重量

①最大サイズ1.6mまで
 
②最大重量 50Kgまで

③各種サンプル形状に対応する

治具付属

 

image

  測定サンプル例  

特殊な形状の照明器具にも対応

    測定サンプル例   特殊な形状の照明器具にも対応

GO-DS配光測定システム構成

GO-DS配光測定システム構成

ドイツLMT 社製GO-DS 配光測定システムの典型的耐用年数は25年(オーバーホールまたは改訂を含まず)と長期間の保証を約束します。

保守パーツは不要で、鏡の埃を拭き取る等、 ユーザーでの最小限のメンテナンスだけで運用が可能。25年前に導入されたシステムは現在でもメンテナンスフリーで測定に使用されている。

各国の照明器具測定が必要な市場でLMT 社製GO-DS配光測定システムは最高の品質を保っており、高い信頼性を持つシステムとして認識されている。

  GO-DS本体(写真はφ1.6mミラータイプ)

GO-DS本体

(写真はφ1.6mミラータイプ)

コントローラユニット

①コントロールユニット:

ミラーゴニオメータのモーターを制御するユニット。

タコジェネレータ(回転計用発電機)付きDCモーターによる水平垂直制御

②安全対策ユニット:

緊急の場合にシステムを停止させるスイッチがついたユニット

ケーブル切断防止装置、ミラーアーム破損防止装置、安全領域監視装置(レーザー光学安全システム)、テュフラインランド(製品安全試験・認証、マネジメントシステム認証を行う国際的な第三者機関)が発行した製品安全試験検定証書を設置後に提出

③電源ユニット(x 2台):

高精度DC 電源ユニット。過電流防止装置付き

制御用コンピュータ   受光器 (フォトメータヘッド) 分光放射計
制御用コンピュータ   受光器(フォトメータヘッド) 分光放射計

測定項目

1

配光特性

Luminous intensity distribution

2

ランプ全光束

Total luminous flux of lamp

3

照明器具(SSL: Solid State Lighting)

全光束 Total luminous flux of SSL

4

照明器具の光出力比

Light output ratio of a luminaire

5

照度

Illuminance

6

1/2 照度角度

1/2 Illuminance angle

7

光度

Luminous intensity

8

放射角

Angles of radiation

9

平均輝度

Averaged luminance

10

分光分布

Spectral distribution

11

色度

Chromaticity coordinates x, y

12

相対色温度

Correlated color temperature CCT

13

CIE 色度図における偏差 MPCD

(Minimum Perceptible Color Difference)

14

CIE 1976 色度

CIE u' ,v’

15

色度不均一のΔu' v'色差

Non-uniformity of chromaticity delta u' v'

16

演色評価数

CRI(Color rendering index)Ra, R1~R16

17

照明率表

Table of lighting coefficient of utilization

18

壁面照度分布

Distribution of illuminance of wall

Zonal flux diagram
Zonal flux diagram
Isoline diagram
Isoline diagram
Cone diagram
Cone diagram
Polor diagram
Polor diagram
3D Isoline diagram
3D Isoline diagram
3d Polor diagram
3d Polor diagram

システム設置レイアウト例

システム設置レイアウト例

GO-DS配光測定システムは、鏡が取り付けられている本体部からお客様の設置環境に合わせて距離を離した場所へ受光器を設置。
測定対象物の光エネルギーは鏡を反射してライトパストンネルを通り、受光器で光エネルギーを受ける。
本体を設置する部屋と受光器を設置する為のライトパストンネルを作ることで、有効なスペースを確保することが可能。
ライトパストンネル内部には、距離に応じてバッフルを複数枚設置し、測定対象物からの光エネルギーが鏡を反射して受光器へ到着する間に発生する迷光をほぼ完全に除去させる。

 

システム設置レイアウト例

測定サンプルに対する最大エアフロー0.2m/secの要求は、ヨーロピアンスタンダードEN13032paragraph 5.2.4 で推奨されている。
世界中でT5タイプのランプを検査する唯一の完全な規格は、スイスの国家検定機関METAS によって発行されたMINERGY 規格で、T5ランプテストの為の温度とエアフローの問題に対処する。
規格を通過する為に使われた測定の全てがMETASで使用されているGO-DSミラーゴニオメータで作られた。METASでは、照明器具を測定する際の部屋は25℃±1℃、風量0.2m/sec 以下という環境条件。GO-DS配光システム製造メーカーのLMT社もこの環境条件に機器を設置することをユーザーへ推奨している。
タイプ3.2の競合他社製ミラーゴニオフォトメータが設置された部屋全体を25℃±1℃及び0.2m/sec 以下にすることは技術的に可能だが、空調設備に多大な投資が必要となる。しかし、GO-DS配光システムは、鏡が付いた本体を設置した部屋だけを25℃±1℃・風量0.2m/sec以下の条件に空調するだけで済み、空調に伴う設備投資及び電気代を大幅に節約することが可能。
競合他社製品では機器の設計上、部屋全体を空調管理する必要がある。蛍光灯、LED 照明器具は温度及び風量の環境変化によって測定結果が大きく変化をする為、温度及び風量を一定にさせることは高精度・高品質な測定に重要なポイントとなる。

 

image

システム設置レイアウト例:
設置場所に応じた最適な暗室をご提案。

JIS C 8105-5に明記された測光距離は、照明器具発光面の最大寸法に対して5倍以上を推奨している為、設置場所に距離を取ることが出来ない場合、本体のメインミラーにセカンドミラーを追加させることで距離を延長させることに対応。

 

セカンドミラー設置例

セカンドミラー設置例

LMT 社製GO-DS配光測定システムは、LM-79-08-2008 に準拠した配光測定システムで、一般的に販売されている配光測定システムは下記の2 種類に分類される。

1) EN13032-01 タイプ3.1 ゴニオフォトメータ

LMT社製GO-DS1600 ミラーゴニオフォトメータ配光測定システムはこのタイプ。セントリカリー(中心に対して対照的に動く)ゴニオフォトメータと呼ばれるタイプは、決まった軸上で測定サンプル(発光源)が回されている間、ゴニオフォトメータの中心にあるミラーが回転する。中心に対して対照的に動くミラーのゴニオフォトメータは、 中心・水平・ 定置の光円錐を測定可能とする。

2) EN13032-01 タイプ3.2 ゴニオフォトメータ

競合他社製品の多くはこのタイプ。エキセントリカリー(中心に対して対照的に動かない)ゴニオフォトメータと呼ばれるタイプは、測定サンプル(発光源)の決まった半径を回り、決まった軸上を回転し光円錐を測定する。この光円錐の回転された中心は決まった距離で固定され、全ての受光器はこの距離で設置される。

GO-DS配光測定システム動作映像   蛍光灯(バラスト付)をGO-DSへ設置した例
  蛍光灯(バラスト付)をGO-DSへ設置した例

GO-DS配光測定システム動作原理

GO-DS配光測定システム動作原理

LMT GO-DS ミラーゴニオメータは、3つの主要な部品から構成される。

①モーターAに付いたメインシャーシ

②水平軸A上を回転するミラーと平衡おもりの付いたアウトリガー(本体横から横に張り出して地面へ設置させ安定させる装置)

③モーター付きの軸Bに装着されている照明器具位置出しアーム、測定サンプルの回転用の垂直軸C測定サンプルは、その指定された点灯の向きで軸Cに繋ぐ。
軸Bに内蔵されたモーターの制御で、その照明器具の位置合わせアームの向きがペンダントあるいは垂直に向けられる。
軸Cには電気接続と測定サンプルが軸上で360°自由に回転出来る様にする最高品質のスリップリングコンタクトの付いた測定サンプル装着ユニットが備わっている。(注:スリップリングとは回転体に対して同心円状に配置された環状の電路とブラシを介して電力や信号を伝達するための機構)
メインシャーシのモーターAが、位置合わせアーム、 中間ミラーと平衡おもりを水平軸A上で180°回転させる。 機械の動いている間、照明器具位置合わせアームは軸B上の精密なチェーンドライブで軸Aの反対方向に軸Cの垂直の位置を保持しながら自動的に調整される。これによって測定サンプルはテスト作業中その指定された点灯の向きが維持され、ミラー器具は平衡おもりと一緒にアウトリガーに対して45°の位置で装着される。
受光部は、ゴニオメータのキャビンから延長線上の狭い光トンネルの端に置かれる。このトンネルの開口部には、測定サンプルのサイズに応じて可変する絞りタイプの開口部の付いた迷走光バッフルが置かれ、迷走光の影響を抑える為、受光部とミラー間の光軸に沿って更にバッフルを入れる事が出来る。ゴニオメータのキャビンと受光器に至る光軸は暗室の条件によって変更。軸AとCの同時回転に依ってミラー付きGO-DS装置でC平面または円錐表面の光度分布と螺旋積分による光束積分の測定が可能。

 

image

GO-DS配光測定システムに使用される受光器
(フォトメータヘッド)

GO-DS配光測定システムに使用される受光器(フォトメータヘッド)

GO-DS配光測定システムに使用されている受光器(フォトメータヘッド)は、本体に設置されるφ1.6mまたはφ2mの鏡を組み合わせた状態で標準比視感度に合うよう校正が施される。本体に使用された鏡の切片はLMT社へ保管され、受光器を定期校正する際、保管された鏡と組み合わせた状態で分光感度校正を行う。鏡と受光器を組み合わせた分光感度校正で標準比視感度誤差1%以下の高精度をLMT社は保証する。このような校正を受光器に施すLMT社独自の対応は、各国の検定機関でGO-DSが使用されている理由のひとつである。

 

受光器:

①測定レンジ: 0.0001(last digit) lx ~ 80,000lx

②スペクトラルミスマッチ: 1.0%以内(受光器自体の標準比視感度に対して)
種々LEDを測定した場合の標準比視感度に対するスペクトラルミスマッチは2%以内

③迷光除去用遮光板(バッフル):測定サンプルと受光器の間に設置可能。組込バッフルによる迷走光の排除が簡単で確認しやすい。バッフルは固定で、同期の必要無し

④受光器に内蔵されたサーモスタットで温度調節制御されるので周囲温度の影響を最小限に抑えられる

⑤30mまでのケーブルによるロスの無い信号の搬送は、増幅と校正を受光器に内蔵

⑥分光放射計:測定範囲380~800nm

⑦分光放射計:分光分解能(spectral resolution)2nm

⑧分光放射計:GO-DSミラーゴニオメータを操作している間、受光器の絶対応答度に対する分光放射計の絶対校正が定期的にソフトウェアでチェック及び表示される

⑨分光放射計:ポイント測定の積分をサポートするソフトウェアにより、測定値は空間分布に従ってテスト測定が可能

 

 

GO-DS専用受光器 SP30S0T

GO-DS専用受光器 SP30S0T

 

 

 

 

GO-DS専用分光放射計

GO-DS専用分光放射計

RELATIVE SPEKTRALE EMPFINDLICHKEIT / RELATIVE SPECTRAL RESPONSE

 

 

システムの校正:

①相対分光放射照度校正(受光器とミラーアセンブリに対する校正)

② V(λ)補正(EN13032-1に則った受光器とミラーアセンブリに対する補正)

③スペクトルミスマッチインデックスリスト(受光器とミラーアセンブリへの少なくとも8 つの典型的なLEDスペクトルに対するスペクトルミスマッチインデックスリストの作成)

④受光器とミラーアセンブリは、National Metrology Instituteによって校正された基準受光器の405nm~740nm間の波長域に対して比較される

⑤反射率変化と偏平度(ミラーに対する、EN13032-1に則ったテスト。1.5~5000平方ミリメーターの面積が投影されるオパールフィラメント灯がミラーの表面に渡っている支柱に沿って選択された5つの位置に置かれ、各々の位置で強度が測定される。読み取り値の標準偏差が1.5%を超えないよう、また、各読み取り値が平均から5%以上異ならないようテストされる。

⑥光路のアライメント調整(レーザー光の使用による調整)

⑦全光束絶対値校正(PTBドイツ基準局によって校正された光束標準光源によるシステムの絶対校正、標準蛍光灯は公称電圧と周囲温度で操作)

⑧校正証明書発行(ミラー軸(γ)が絶えず回転した状態で、受光器は縦軸(C)上で絶え間なく照度測定を行う。全ての立体角に対して測定され、その結果として算出される光束は、PTB 準拠の標準蛍光灯についている光束値と比較される。以上の作業を完了させた後、エンドユーザー様へ校正証明書を発行。

 

 

 

image

 

 

校正証明書

校正証明書

 

システムの適応規格

①CIE Technical Reports
43:1979 Photometry of floodlights
69:1987 Methods of characterizing illuminance meters and luminance meters: Performance, characteristics and specifications
70:1987 The measurement of absolute luminous intensity distributions
84:1989 Measurement of luminous flux
121:1996 The photometry and goniophotometry of luminaires
127:2007 Measurement of LEDs

②European Standard
EN 13032-1 Light and lighting - Measurement and presentation of photometric data of lamps and luminaires - Part 1: Measurement and file format

③American Standards
IESNA LM 79-08 Approved Method: Electrical and Photometric Measurements of Solid-State Lighting Products
IESNA LM 35-02 Approved method for the Photometric Testing of Floodlights Using High Intensity Discharge or Incandescent Filament Lamps
IESNA LM 31-95 Photometric Testing of Roadway Luminaires Using Incandescent Filament and HID Lamps
IESNA LM 41-98 Photometric Testing of Indoor Fluorescent Luminaires
IESNA LM 42-72 Computing Visual Comfort Ratings for Interior Lighting
IESNA LM 46-98 Photometric Testing of Indoor Luminaires Using HID or Incandescent Filament Lamps

④SWISS Regulation
Minergie Regulation for Energy Efficiency Labelling of Luminaires according to SAFE: Swiss Agency for Efficient Energy Use

⑤JIS 規格
JIS C 81055 照明器具  第5部:配光測定方法

 

 

 

CIE Glare Safegurd Diagram

CIE Glare Safegurd Diagram 

 

Isocandela diagram

Isocandela diagram

 

Cartecian diagram

Cartecian diagram

 

Iluminance and Intensity diagram

Iluminance and Intensity diagram

システム制御ソフトウェア仕様

システム制御ソフトウェア仕様(サポートするファイルフォーマット)

1 LIMES ASCII file(ATF)
2 LMT-GONIO ASCII Format
3 LMT-GONIT BDAT Format
4 LMT-GONIO BLP Format
5 EULUMDAT format
6 EULUMDAT/2 format
7 IESNA 1986
8 IESNA 1991
9 IES North America 1995
10 IES North America 2002
11 CIBSE Technical Memorandum TM 14
12 CIE Publication 102:1993
13 CEN 13032 Part 1
14 Norsk Belysning Format
15 PHILIPS Luminaire Data File Format
16 JIS Format
image
 
image
 
image

システムの性能仕様等

システムの性能仕様等

ゴニオメータ:

1

EN13032-01 タイプ3.1 ゴニオフォトメータ

セントリカリー(中心に対して対照的にミラーが動く)ゴニオメータシステム

2 φ1.6m ミラー(EN 13032-1 Annex A に基づく均一性と平坦性に適合)を使用
3

ミラー光軸用モータードライブ及び

角度測定システム

4

照明器具光軸用モータードライブ及び

角度測定システム

5 手動制御ユニット:ミラー光軸回転、照明器具光軸角度位置表示、光度値
6

スリップリングコンタクト:

(測定サンプルを電気接続しながら360°自由に回転出来る様にする測定サンプル装着ユニット。測定サンプルと電源間のパワーロスが無いことを保証)

7 光学的角度位置決めエンコーダーを使用(角度ポジションの正確な再現性を確実にするため、ゴニオメータの両軸に1個毎に装着)
8 角度精度±0.001°
9 逸脱角度:0.1°以下(GO-DS ミラーゴニオ自体の動作による振動に起因する、測定軸の角度逸脱。10Hz未満の周波数時)
10 角度分解能±0.01°(ゴニオメータコントロールユニットに0.000°~359.09°の4桁を表示)
11 機器電源Onの直後にその角度位置が表示される
12 ゼロ設定不要
13 角度位置表示:電源投入後すぐに角度位置を表示
14 絶対角度測定方式またはインクリメント方式:絶対角度測定方式を採用
15 トランスミッションエラー:無し(放電ランプ測定中の光干渉領域によるトランスミッションエラーはありえません)
16 ゴニオメータが設置されるキャビン内は25℃±1℃で制御されることを推奨
17 付属ランプホルダー:E27, E40, G13, G5, G24 ソケット、ユニバーサルアダプター他
image
 
image
 
image
 
image
 
image

 

» 配光測定器へ戻る

測定・校正に関してこんなお悩みがありましたらご相談下さい。
  • どの様に光学測定をすればよいのか分からない
  • 複雑な形状な物の測定をしたい
  • 製品の光安全性のリスク評価が欲しい
  • ISO17025認定の光学校正が必要
  • 開発品の評価をして欲しい
  • 第三者測定機関による品質評価をして欲しい